株を買うにしても一体いつ買えばいいのだろう?と悩んだことのある人は多いと思います。
中長期で投資する場合はあまり関係ないのかもしれませんが、どうせ買うならタイミングの良い時期に買いたいですよね?
そこで今回は、移動平均線についてお話しします。
移動平均線とは、移動平均を1日ずつずらして線で繋いだものです。
移動平均は、ある一定期間の株価の終値の平均値で、一定期間の最終日の部分に表示します。この移動平均をつなげたものが移動平均線です。
例えば、当日から過去5日間の移動平均線の場合、当日から5日前、前日から5日前、前々日から5日前の平均値を繋げていき、ラインを引きます。
一般的には「〇日移動平均線」みたいな一定期間を頭につけた呼び方をします。
例えば、過去5日分なら5日移動平均線。過去25日分なら25日移動平均線。といった感じです。
一般的にはローソク足が日足のチャートで確認しますが、中長期の投資の場合は、週足で見たりもします。
その場合、以下のスパンで確認するケースが多いです。
- 短期トレンドの場合、5日、25日
- 中期トレンドの場合、13週、26週、52週
- 長期トレンドの場合、24ヵ月、60ヵ月、120ヵ月
移動平均線はトレンドを見ることが出来ます。
トレンドの見方は非常に簡単で、移動平均線が斜め上に上がっていれば、上昇トレンド。下がっていれば、下降トレンドです。
トレンドが分かれば、今株を購入した場合、この先どのように動くかということも、少しは予想できます。上昇トレンドが始まったばかりで、株価がこの先上がる可能性が高ければ、買えばいいでしょうし、下降トレンドであれば、購入を控えて、トレンドの反転を待つこともできます。
訳あって下降トレンドで購入する場合でも、この先株価は下がるということが わかっているので、実際に株価が下がっても、「まぁ、下がるよね」程度に考えられ、 精神面的にも下落を受け入れる余裕ができると思います。
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