株って何？その仕組みをわかりやすく解説！

上の画像は置いておいて、私の周りもそうなのですが、最近、株を始める方が増えてきたように思います。
しかし、「株でお金を増やすことができる！」ということは理解できていても、株そのものの意味や役割については「そもそも株って何なの？」という人も多いと思います。

そこで今回は、株についての知識を広げ、取引に役立てることができるよう、株の正体について説明していきます。

株とは企業が発行する証書

株は企業が発行するのですが、その主な理由は資金集めです。

企業が新事業を始めたり、事業規模を拡大する場合、お金が必要になりますよね？
その際、もし手元に資金がなければ、銀行から借りる等して資金を集めなければなりません。ただ、銀行から借りた場合、業績が悪くても返済しなければならないので、そうなると企業にとっては痛手です。

それに対して、株で資金を集める場合は、事業内容を説明して共感してくれる人や応援してくれる人に出資を募ります。その代りに、出資してくれた人に会社が発行する株券を渡すのが株式による資金集めです。
会社としては、お金を借りるのではなく、お金を出してもらうだけなので、返済義務はありません。

一方、株を取得した人は、会社の持ち主となりますので、優待や配当の取得、所有している会社をより高い値段で購入してくれる人への売却など様々な権利を得られます。
半面、会社の業績が悪化し、価値が低下しても、出資した人はそれをそのまま受け入れるしかありません。

株の仕組みについて、お話してきましたがいかがでしたでしょうか？
企業は株を発行することにより資金を得る。
出資した株主は、事業が成功した利益を取得する権利等を得る
出資者と企業の間で、このような関係を作る為、株は存在するのです。